2018/09/21 10:34
六角形のすっきりしたプレートに柔らかなグレーが印象的な青木郁美さんの六角プレートです。
凹凸あるヘリンボーンのような模様に、まずは魅せられました。
この模様は、木の棒に模様を掘って、それを粘土の上に転がしてつけたものです。
機械的ではない、優しい凹凸なのは、そのためなんですね。
凹凸の部分に釉薬がかかっているので、場所によってグレーの濃淡があり、
それがニュアンスある雰囲気を醸し出しています。
グレーの器はお料理も映えますよ。
ピーマンの緑、人参のオレンジ、トマトの赤、どれも鮮やかにみせてくれます。
フラットなプレートなので、パン皿やスイーツに合わせてもいいですね。
お月見だんごを載せたり、シフォンケーキにクリームを添えたり。
お料理を盛った写真はinstagramでもご紹介していきますので、ぜひご覧ください。
裏には釉薬がかかっていませんが、同じ模様が入っています。
普段見えないところですが、白い模様も素敵です。
青木郁美さんは長野で農作業をされながら、作陶されている作家さんです。
変化ある形と色は、変化ある自然の向き合っている青木さんならではかもしれません。
素材は陶器と磁器の間の半磁器。
とても軽く扱いやすいと思います。
六角面取鉢と合わせると、プレートがまるで影にようになって食卓の楽しいアクセントに
なりそうです。